私の夢はお医者さん 3人兄弟の末っ子です。
よく扁桃腺が腫れて高熱になっては近くの病院に連れて行かれてました。
その病院は建物にツタが絡まるような古い建物で、待合室に火鉢があり古い引き戸を開けると診察室に穏やかなおじいさん先生がいる所でした。

温かい手で聴診器を当てられ、指で背中をトントンされ、ガイコツさんの隣で母と先生が世間話をするのをじっと聞いて。帰りにすぐ近くのパン屋でグリコのカフェオレを買ってもらうのが楽しみでした。小学校の低学年の時熱が出て、今まではイチゴ味のシロップだけだったのに、「注射しないといけないかなー。」とおじいちゃん先生が言い出しました。人生初の注射に、私は懸命に「注射しなくていいよね？今度だよね？」と聞きましたが、先生は無言で何やら準備しています。何としても逃れたい私は母に「プラモデル買ってくれるなら注射してもいいっ（涙）」と絶対に叶いそうもないお願いしました。すると、先生が「いいよ。」といつもの穏やかな口調で答えてくれました。人生初の注射は痛かったかもしれませんが、本当に隣のカメラ屋さんでプラモデルを買ってくれるかどうかが気になって泣きもしませんでした。
注射後、先生は白衣を脱ぎそのまま私と隣のカメラ屋へ行きガンダムの「ゲルググ」のプラモデルを買ってくれました。（母からは怒られましたが、、）その時から私の夢はお医者さんになること。今でもそのゲルググは大事に持ってますし、ひょうひょうとした優しい先生は私の施術家のお手本です。
手を当てる→手当する。 医学部を目指し勉強は頑張りました。しかし3年間浪人しましたが、とても私なんかが入れるレベルではなかったです。
夢破れ、打ちひしがれる私に柔整師の先生を紹介していただきました。「薬や手術ではなく手を当てる施術法があるよ。」それから「手を当てる」→「手当する」この業界こそ我が道と思い現在に至ります。
40代で惑わず この仕事が大好きで天職だと思って邁進してましたが、ひどい腰痛を発症。整形外科でMRI検査をした所、「腰の骨の隙間がないですね。おじいさんの骨みたいです。」と言われ一念発起。今までの治療スタイルだけでなく、多面的に患者さまの身体を施術したいと鍼灸科に入る事を決心。40才すぎての入学です。午前中は学校（車で片道50分！）、午後からは仕事、日曜は勉強。とスタッフや家族、患者さまの協力で鍼灸資格を取りました。

色々な経験をしてきた分、より患者さまの気持ちを理解できるようになってきました。

継続は力なり 私は小学校2年生から専門学校卒業まで柔道をしていました！
本当は他のサッカーや野球など他のスポーツも興味がありましたが、心のどこかで「せっかく続けてきたことをここでやめていいのか？」と思い気づけば13年！
柔道を続けてきたおかげで、今のお仕事と繋がる事ができました。
これからも柔道と同じように、もっと患者さんに喜んでもらえるように継続して頑張ります！
治療家になったきっかけ 中学校の時、柔道をしていて大きなゲガをしてしまいました！
病院に行ってレントゲン写真を撮って頂くとお医者さんから左肩鎖関節の脱臼と診断され、手術が必要だと告げられました！
手術と聞いて慌てて、中学校の顧問にお伝えすると、「手術をしなくても治る場所を知っているからそこに行ってみたら？」と言われて訪れたのが整骨院でした！
自分は整骨院で脱臼が治るということを知らなかったので本当に大丈夫なのかなと思っていました。
整骨院の先生は、とても優しく丁寧に脱臼の固定をして頂きました。その後病院で確認の為にレントゲンを撮って頂くと骨が元の場所まで戻っているのが確認できました。
お医者さんがすごいですねと整骨院の先生を褒めていたのを今でも鮮明に覚えています！
この時の経験が、「カラダの痛みで困っている患者さんを助けたい！」原動力になっています。
現在 まだお仕事では慣れないことが多く院長先生やスタッフさんから助けて貰ってます。
感謝の気持ちを日々忘れずに、患者さんをもっと笑顔にできるように頑張りたいと思います！

母は強し 男の子、女の子の年子母やってます。子供が生まれてからも「ホークス」、「嵐」、「パグ」、「餃子」、「銀魂」大好きです。コロナ前は毎年ドームやタマスタまで観戦に行ってました。「嵐」ファンクラブ歴も長く毎年12月にあるコンサートの為に一年頑張ってきたといっても過言ではなかったです。次のマイブームを探し中です。
受付、送迎、施術以外何でもやります！ 患者さま皆さん優しくて、気軽に世間話してくれて(どこのお店が美味しかった、子育てアドバイス等)仕事以外の事でも勉強になってます！
基本午前中のみの勤務ですが、時々午後も手伝ってます。
女性の方、先生方に話しにくい事など気軽にご相談ください(^^)