オスグット
- 膝が痛くて曲げられない。
- 正座ができない。
- 運動中や運動後に膝が痛む。
- 膝のお皿の下が腫れている。赤く腫れて、熱を持っている。
- 成長期に膝が痛い。
オスグッド・シュラッター病とは?|大川市 あおば鍼灸整骨院
オスグッド病とは、正式名称を「オスグッド・シュラッター病」といいます。アメリカの整形外科医オスグッド氏と、スイスの外科医シュラッターが、この症例を学会に報告したことから名づけられました。
オスグッド病とは、太ももの前面にある大きな筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)が、成長しきっていない膝のお皿の下骨の一部(脛骨粗面:けいこつそめん)を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。ケガではなく繰り返すスポーツの負荷によっておこるスポーツ障害です。
小学校高学年から中学生くらいの成長期にあたる子どもに頻発するスポーツ障害です。特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなど、膝への負担が大きいスポーツ種目で多くみられます。
男女比では男子に多いのが特徴です。
成長期の子どもによくみられる痛みだと軽視されがちですが、オスグッドの場合、我慢して運動を続けていると成人してからも後遺症をもたらすケースがあります。痛みや熱感、腫れなどがある場合は、練習を休んで安静にすることが大切です。
成長期だからこその痛み。オスグッドの原因は?|大川市 あおば鍼灸整骨院
1)急激な骨の成長
成長期の骨は、軟骨から硬い骨へと急激な成長を遂げます。しかし、靭帯や腱などの組織は骨の成長スピードより遅く、結果的に成長期の身体はとても不安定な筋骨格が構成されてしまいます。そこに過度な負荷が繰り返し加わることで、オスグットが発症しやすくなると考えられています。
2)筋肉の柔軟性低下
四頭筋(太もも前の筋肉)の柔軟性が低下すると、屈伸運動のたびに脛骨粗面が強く牽引されるため、オスグットが生じやすくなります。また、膝の負荷が蓄積されれば膝周辺の筋肉が疲労して、筋肉が硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は縮みやすくなるため、痛みが生じやすくなります。
3)膝のオーバーユース(使いすぎ)
成長途中の骨や筋肉、腱の状態で膝を曲げ伸ばしするような動きを繰り返すスポーツをおこなっていると、膝周辺に痛みが生じやすくなります。とくにオスグッド病は繰り返しの動作でみられやすいスポーツ障害の一種です。
サッカーやバスケットボールなどのスポーツをしている子どもに発症しやすくなっています。
スポーツなどによる膝のオーバーユース(使い過ぎ)により、オスグットの発症リスクが高くなるといわれています。
大川市あおば鍼灸整骨院のオスグッド施術法
軽いオスグッド病であれば、安静にしていれば改善していきます。しかし、部活を休めない、休むとレギュラーになれない、ということで無理をして回復が遅くなってしまうお子様が多くいらっしゃいます。
そのような事情があるお子様には、当院で施術を受けていただき、早期に万全な状態で競技復帰していただきたいです。
まず、痛みが発生しているということは、炎症反応が生じています。炎症反応を取り除くことがオスグッド病の進行を回避するために必要になりますので、「ハイボルト施術」や「微弱電流療法」により、
いち早く炎症を抑えます。
他にマッサージやストレッチなどの手技による施術はもちろんのこと、太ももの前側の張力を減少させるために、テーピングや補助サポーター、セルフストレッチ指導も行います。そして、オーバーユース(使い過ぎ)や、痛みをかばう事による誤ったフォームでの使い方を防ぐために、リハビリや機能改善の運動指導を行います。
その場の対処だけでなく、根本から改善を実現できます。
大切なお子さんの大事な成長期とこれからの長い人生、痛みなく楽しいスポーツ生活が送れますよう、ぜひ、お気軽にご相談ください。

執筆者:
院長 田中和樹
国立大学医学部を志して浪人中に、自身の施術技術のみで患者さまを笑顔にする師匠と出会い開眼。
当時全国14校しかない養成校を卒業。福岡帰郷後は やまむら整骨院 大塚整骨院分院長のち、あおば鍼灸整骨院開業 業界歴20年以上、開業まで施術数のべ10万人以上。
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