反り腰とは、文字通り腰が反った姿勢になっている状態を指します。上半身だけ見ると胸を張っているように見えるため悪い姿勢には見えませんが、実は身体のところどころに負担がかかっています。反り腰とは専門的な言葉で「骨盤前傾」といい、骨盤が前側へ倒れ骨盤にある坐骨（お尻の下の骨）が後ろに出ていることを指します。

本来、人の正しい姿勢はS字姿勢であり、骨盤がまっすぐに立ち、背骨がゆるやかなカーブを描いています。これに対して反り腰の状態は、骨盤が開いて前に傾くことにより背骨から反りかえってしまい、S字姿勢が崩れてしまうのです。このS字姿勢には重力を分散するという役割があり、重い頭を支える筋肉の負担を軽減するという重要な働きをします。

S字姿勢に歪みがでると、下腹部のぽっこり感が目立ったり、コリや疲れなど身体のあちこちに不調を感じたりすることがあります。新体操選手の起立の姿勢をイメージして下さい。日常生活では姿勢保持に力を入れすぎると筋肉骨格が疲れます。

反り腰は、基本的に腰の反りを強くする筋肉が過剰に働くことで起こります。 現在は腹筋が弱いせいで、結果背筋が強い反り腰ばっかりです。 また、おしりの筋肉が落ちることにより、股関節周辺の靭帯なども硬くなり骨盤の向きが前に倒れやすくなります。それを支えるために反り腰が起こる流れです。 つまり、腰部と腹部の筋肉のバランスが相互に崩れることで反り腰になってしまいます。

やせてクビレ？いいえ筋力低下です。

お腹の筋肉が弱くなってしまうとは、いわゆる腹筋や脇腹（くびれ）、そしてインナーマッスルである腸腰筋の筋力低下です。どんな人にありがちかというと「体重増加してしまった人」です。おしりの筋肉とは臀筋と言われる歩行の時に使う筋肉です。例えば変形性股関節症があると歩行時に痛みがあるため、歩行しなくなり臀筋筋力が低下します。

背中の筋肉が過剰に働くと、骨盤も前に傾くのを支えるために背中の筋肉が過剰に働き、結果反り腰になるという流れです。

１）姿勢のクセを書き換える

２）腹筋とインナーマッスルをEMS機器で鍛える！

長年付き合ってきた頑固な反り腰を改善させるのは容易ではありません。反り腰で調整する部位は全身です。反り腰は、腰回りの筋力低下が起こり、姿勢を保てなくなることで起こります。

また、筋力低下が続くと骨盤や背骨の歪みが強くなり、反り腰が慢性化してしまうのです。

そこで、当院ではまず手技療法やドロップ施術で筋肉の硬さをほぐし、痛みを緩和してから全身のバランスを整える施術を行います。「骨盤矯正・姿勢矯正」で全身の骨格を整え肩甲骨•背骨•骨盤を正しい位置で正しく動かせるように矯正し、活性を上げます。さらにインナーマッスルを鍛えていくことで正しい姿勢が常に取れるようになります。

大事な事はその姿勢を維持する事です。一度の施術でまっすぐになってもすぐに元に戻ってしまいます。矯正→まっすぐ→脳が記憶→インナーマッスル、腹筋強化で姿勢保持。が王道パターンです。最低5～6回で長期維持ができるみたいです。あおば鍼灸整骨院にお任せ下さい！