モートン病は足趾(＝足の指)へと向かう神経が、足趾の付け根の部位で圧迫を受けることで生じる神経障害です。足の指の第3趾と4趾（中指と薬指）の間に発症することが最も多いです。モートン病では、指の先に向かう神経の周囲が腫れて厚みをおびてしまいます。これにより鋭い痛みや焼けるような痛みが足指の付け根から指先にかけて生じることが特徴です。

足裏への繰り返しかかる負担が原因です。具体的にはハイヒールなどの靴による圧迫や、つま先立ちの作業などが原因となることが多いです。また、その他にも外反母趾などの骨の変形、ガングリオンなどの腫瘍による圧迫などさまざまな原因があります。

歩く際に、足裏で地面をけるときに足の指が背屈して付け根に負荷がかかり、すぐ下にある神経や周りにある軟部組織が繰り返し圧迫され、年齢とともにこの部位が線維化することで発生します。以前、フットサル選手が1サイズ小さいシューズを履いて発症された事例があります。

・過去の足のケガ

・前足に繰り返し力のかかる運動（ジョギングなど）

・ヒールの高い靴

・外反母趾

・関節リウマチ

・偏平足

あおば鍼灸整骨院では、モートン病の原因を「足底（土踏まず）のアーチの崩れ」と「足首周辺の筋力低下」だと考えています。

まず患部の炎症を取るために中周波療法、足底、足趾間のほぐし、症状によりテーピング固定を行います。同時に下半身の筋肉のバランス乱れ、過緊張、足趾間の負担を減らしアーチの改善も図ります。

股関節、膝関節、足関節へ重心の歪みがある場合は「骨盤矯正」を行い足底への負担を減らします。

筋肉の血流低下や新陳代謝低下も原因となりますので、微弱電流やハイボルトを用いた最新機器で筋肉の強化や、神経の回復も行います。